Captain Teaの音街道日記
懐かしい思い出や最近の出来事から未来の夢まで聴きたい音楽とともに綴ります
ピアノ曲素朴系
 新作「創造の旅」の経過報告。
 ブライトとソフトの2色のピアノ音。メロディー重視でフレーズを繰り返す。その空気感を印象的に。フルート,ホルン,オルガンで味付け。途中からドラムを入れて徐々に8ビートに,そして終盤は少しずつ減らして。コーラス系パッドで締めくくり。フェルマータをテンポで調整。
 さてタイトルは? 「森の声」か,「森の語らい」か,それとも「風」系? もうすぐ完成。2曲目。
 そして“フュージョン系その1”も開始。アルトサックスの音がいい。これが現代のシンセ。“合成”を感じさせない合成音。

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メジャーとマイナー
 野球のメジャーリーガーがマイナーへ降格するのはよくある当然の出来事だが,音楽でもそれはある。これがメジャーで活躍したバンドから解散や脱退でソロになってインディーズで再出発というのなら,ストーリーとして違和感も無い。だがソロという変わらぬ形のままメジャーからインディーズへというのは,理屈では当然あると解っていても実感として馴染みにくい。
 それがCDも持っていて聴くことも多かったミュージシャンに起きていた。独特のふんわり,ゆったりで,味わい深い歌を書いて歌う櫛引彩香。公式サイトもなくなってしまいどうしたのかと思っていたらブログを発見。その他調べて見れば契約が切れた後はインディーズでとのことで,04年にシングル,05年にアルバムを出しているがその後はオリジナルCDは出ていない。
 映画の挿入歌やカバーのコンピレーションなど音楽の仕事は続けているので一安心という感じではあるが,こういう世界なんだなぁと現実を実感。芸術とビジネスというそもそも相容れないはずの物を結びつけている故の不安定さかもしれないが,音楽とつき合うにはこんな側面も認識しておかねばならないようだ。

LIFELIFE
(2005/10/19)
櫛引彩香

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ma〜na 「花緑青」
 自然の声を歌声にのせて聴かせるシンガーソングライター:ma〜na待望のフルアルバム。ミニアルバム既収録の作品も新たにレコーディングとのこと。この制作のためにライブもしばしお休みして魂を込めた期待の新作のようで。ホームページではネットラジオも再スタートして絶好調。今後のライブも要注目。

花緑青 花緑青
ma~na (2007/06/08)
インディペンデントレーベル

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街角に夕風
 新作用の1曲目がだいぶ完成に近づいてきた。といってもこれは以前にある程度形ができていて未完成だった曲。ミドルテンポのボサノバ風リズムをプラグインボードのエレピが刻み,パッドやリードなどMOTIF-RACK ESならではの味のあるシンセ系音色,そこへトロンボーン音をエッセンスとしてからめ,ちょっと優しくちょっと哀愁漂う夕方のそよ風を演出。という感じに仕上がりつつあるので,暫定タイトルは「街角に夕風」。ドラムの音も目立たず隠れずちょうどいい雰囲気。この豊富な音でこの先も“旅”を描きたい。

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音色の名前
 シンセサイザーの音にはそれぞれ名前がついていてディスプレイで表示される。数が多いと名付けるのも使うのも一苦労だ。
 これが40とか64音色くらいしかない時代はどうってことなかった。たいして似てもいない生楽器の名前で大半が片付き,残りの合成音ならではの音色に変わった名前をいくつかつければそれで終わる。
 だがこれが500や1000になると言葉を考えるだけでも大変だ。使う側もどの名前の音がどんな音色だったか簡単には覚えきれない。気に入った音色がどこにあるか忘れないように気をつける必要もある。
 まぁそれだけ変化に富んでるのはありがたいこと。音を聞いてるだけで,このいい音を生かす合った曲を作りたい,という気持ちに駆られる。そして今日もモジュールと音色表を睨んでいるのだった。

シンセサイザー MM6シンセサイザー MM6
(2007/01/25)
不明

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新音源
 ちなみに音源とは音を出す装置のことである。間違っても音楽作品のことを音源などと呼ぶことは無い。
 さて,MOTIF-RACK ESを手に入れた。さすがにトップモデルは音が素晴らしい。生楽器系の音色のリアリティー,合成系はシンセらしい切れ味や重厚さ,そしてバラエティーの豊富さ。効果音も意外な物,愉快な物が盛りだくさん。実に質の高い音色が揃っている。
 サンプラーと純合成の融合音源はもう歴史も長いが,進歩は続いていた。旧来のプラグインボードにも対応していて,新作はこれ一台でほとんどのことができそうな気がする。
 だからといって旧作がこれで置き換えられるというわけでもなさそうだ。S30にしか無い音色もあるようなので,S30で描いた作品はやはりそれでしかカラーを明確には表現できないだろう。ただ補強はもちろんできるだろうが。
 さっそく新音源でピアノ曲を作る。そこにホルンを合わせる。実に楽しい。音色もエフェクト等も手に余るほど多様だが是非使いこなしてみたい。

YAMAHA トーンジェネレーター [MOTIF-RACK ES]YAMAHA トーンジェネレーター [MOTIF-RACK ES]
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不明

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各曲のテーマ
 ゆっくりながらも動き始めた新作『創造の旅』。次は各曲の題目だ。アルバムにかける気持ちや浮かぶ情景を言葉にしておいて,そこから音を広げてみようと思う。
 次々と脳裏をよぎる言葉たち…「決意の門出」いやそれではあまりにも旅立ちそのものだから「決意の扉」それとも「決意の風」か。音の不思議を例えて「形なき形を語る」とか。わいてくる風景からは「遙かなる稜線の向こう」そして「希望の星降る夜」。目的意識もあって「再発掘」。抽象的な手応えから「森羅万象」「光の招待状」,旅の途中にありそうな物語から「街角に香る風」「旅路は歌う」。プランがあって収穫があって「虹渡る地図」などなど。
 色々アイデアは浮かぶ。これらのどれが前回考えた曲風に該当するかは,対応はあるのだけれどここには書かない。どっちみち仮題なんだし,曲を書き始めるきっかけが欲しくて設定したテーマに過ぎないのだから。

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次なる一歩
 先週に新作への思いを語った。「創造の旅」というタイトルでまず外枠を据えた。今度は中身すなわち各曲の大枠を考えながらシンセに向かっていた。
 まずはエレクトーン時代から続けているキーボーディストらしさの表現はやはり必要と感じるので,いわゆるフュージョン系の曲は欲しい。フュージョンといってもピンからキリまであるが,それでいい。シンセ音が中心だったり,ホーン系音色を目立たせたり,16ビートでダンサブルでさぁ行くぞという感じもあれば,ミドルテンポでじっくり聴かせる感じもあるだろう。そんな大雑把な方針から始めて色んなアイデアを組み立てればいい。
 それから心にしみるピアノ曲もいいね。今では当たり前になったシンセのピアノ音。昔は憧れだった音色が手に入った喜びは時を経ても忘れたくない。アルバムの中でのアクセントにもなる。のどかで素朴な感じもいいし,ジャズっぽくて郷愁を感じさせるのもいい。
 ボサノバもはずせない。本場物ではなくあくまで自己流だが,いつもアルバムに一曲はないと物足りない。
 今のシンセならクラシック系も面白い。クラシックといっても現代的な和楽器とか奇抜な音色をスパイスとして活用するのも興味深いし,シンセオーケストラ音で雄大というか壮大な雰囲気の曲も書きたい。
 せっかくの電子楽器+コンピューターなんだからテクノ系もあった方がいいな。これまであまり使いこなしていなかったSEも音楽としてもっと活用してみたい。
 電子音はまたキラキラしてメルヘンチックな雰囲気も演出できる。それもその音だけが特徴ではない味のある曲を描けたらいい。
 そしてこれらの様々な要素が複合的に響き交わす曲風も好きだ。音色やリズムにどれだけ自分らしさを表現できるかという挑戦でもある。
 こうやって文章で並べるとオムニバスっぽく見えるが,これをいかにアルバムとして物語に仕上げるか。まぁ無造作に作るとむしろ似た曲ばかりになるので,多彩なテーマをあらかじめ散りばめておけば見所豊富なカクテルになるのではないか。そんな期待を抱いて曲を空想した。さぁこれから具象化だ。まさに創造の旅だ。

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